「掌編ダンス集」は、坂本公成による短編・中編の作品シリーズです。川端康成の『掌(たなごころ)の小説』にちなんで、時間的制約に縛られずに創作していくというスタンスではじまりました。5〜25分のソロからカルテットまでがあり、それぞれ初演後もワーク・イン・プログレスの形をとりながら、改訂/再演を繰り返してきました。ダンサーの個性や身体を最大限にいかした作品づくりは、作品世界の強度やリアリティを高め、そのクオリティは国内外で評価をされています。これまで国内だけでなく、タイ、ポルトガル、フランスといった海外公演へと発展してきました。
今年のツアーでは新たに地元製作作品『レミング』を加えるほか、ソロ作品『怪物』を異なるダンサーで踊る試みといった、シリーズならではの作品の味わい方を展開します。一方で、公演を通じて劇場など、地域の文化拠点を繋いでいくこともこのツアーで目的としていることです。今回も、劇場のほか、寺院、公民館と各地のユニークな場所を会場として行います。

カンパニーの財産として受け継がれていく作品がある一方で、何度も同じコンビでの再演を繰り返してきたからこそ生まれてきた絶妙のコンビネーションが見られる。こうした対照的な 2作品を見せることで集団の底力を感じさせた。 中西理『2008年ダンスベストアクト』より このカンパニーの特徴のひとつは、誰もがソロを踊れる身体と技術を備え、しかもそれぞれがはっきりとした個性を持ったダンサーであること、そしてダンサー間に階ヒエラルキー層がないことだ。 竹田真理『ダンスワーク』2008 年より

主  催: モノクロームサーカス
共  催: 茅野市民館指定管理者 株式会社地域文化創造
アトリエ劇研
OITA’n DANCE ORGANIZATION
NPO法人アートファーム
舞台監督: 渡川知彦
照  明: 井村奈美
音  響: 四ノ宮基貴 大西博樹(岡山公演)
制  作: 小鹿由加里[Underline]
宣伝美術: 清水俊洋
表  紙: 苅谷昌江 http://yellowvalleys.net/
W E B: 柏田由香
平成 21年度文化庁芸術振興費補助金(芸術創造活動特別推進事業)
平成21年度(第64回)文化庁芸術祭参加公演
京都芸術センター制作支援事業
atelier GEKKEN residency company ’07-’10